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「鉄コン筋クリート」 [Cinemas]

少し前に、深夜にテレビで放送していたので、録画して見ました。

あ、ちなみに、我が家では去年末、ダンナがジョージアコーヒーのポイントプログラムで、
ソニーデジタルハイビジョンチューナー内蔵HDD搭載ブルーレイディスクレコーダー250GB
を当てました。なので、地上デジタル放送が見られるようになりました。バンザイ。

なので、当然のごとく、映画を録画するときは地デジで録画です。


さて、「鉄コン筋クリート」。
原作は松本大洋さん。マイケル・アリアス監督によって映画化されました。

少しブラックなユーモアと、本来無垢であるはずの子供が置かれた環境によって抱える狂気と、血のつながりはなくとも兄弟のように信頼しあう暖かさと、それらを見守ろうとする大人と消し去ろうとする大人の社会、そんなものが交じり合った複雑な映画でした。

見終ったあと、もう一度最初から見直してしまったのは、なんだったのでしょうか。

なんと表現したらいいのか、難しいです。


でも、すごくいい作品だなと思いました。
アニメーション作品なんですが、アニメの括りではなく、映画として括っておきたいと思います。
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ALWAYS 続・三丁目の夕日 [Cinemas]

昨日、ダンナと一緒に「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観てきました。
前作はDVDを借りて家で観たのですが、今回は早く観たくて映画館まで足を運びました。

原作は西岸良平さんの「三丁目の夕日」シリーズ。私の父が好きなマンガのひとつです。父はめったにマンガなんか読まないんですが、「三丁目の夕日」は私が学生の頃に時々父が買って来て読んでいたのを覚えています。
映画のストーリーは、前作もそうでしたが、原作のいくつかの短編をモチーフとして映画用の長編ストーリーにアレンジされています。

前作を作ったときに完結したものを作ったので続編は考えていなかった、と山崎貴監督が言っていましたが、続編をやると聞いて私もちょっと驚きました。でも、観てみたら前作とうまく話がつながっていて違和感なし。
前作から4ヶ月後の昭和34年の東京、という設定ですが、昭和40年代前半生まれの私としては、自分が生まれる前の話のはずなんだけどどことなく懐かしいような気分になります。私の小さい頃の写真には、当時の4つ足テレビ(笑)とか黒電話とかが写ってるもんで。
主なキャストは前作と同じ。新しい顔ぶれに意外な人(手塚理美さん、上川隆也さん、渡辺いっけいさん、ピエール瀧さんなど)が出ていたりして、ちょっと驚きました。
鈴木オートの社長(堤真一さん)と茶川(吉岡秀隆さん)が、前作よりちょっと仲良くなってたりして、そのあたりもおもしろくなってました。それと、淳之介(須賀健太くん)がすごく成長してます(笑)。そして前作でどこかへ去っていったヒロミ(小雪さん)も…。

オープニングは、違う映画かと思うようなおもしろいシーンでした。

すっかり仲良くなった一平と淳之介。一平のはとこで、鈴木オートに預けられた美加。その美加を自分の娘のように優しく厳しく見守るトモエ。明るく一生懸命仕事に精を出す六子。ある日突然訪ねてきた六子の幼なじみ、武雄。淳之介を取り返しに来た父親に対抗するように「芥川賞を狙う」と言って小説を書き始める茶川。借金を返すためにみんなに黙って消え、近くの街で踊り子になっていたヒロミ。そして、ヒロミの居所を知って茶川にもう一度会わせようとする鈴木オート社長、則文。おっと、タバコ屋のキンおばちゃんと宅間先生も忘れちゃいけない。そんな三丁目のみんなが繰り広げる日常と、大事件。
笑いあり涙ありのストーリーは、ラストの展開は原作にはないものですが、おおっそうきたか!という感じでした。

観終わったあとほのぼのする映画っていいですよね。


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映画「HERO」 [Cinemas]

ちょっと前になりますが、ダンナと「HERO」を観てきました。
そう、木村拓哉さん主演のあの映画です。

ドラマのテイストはそのまま、城西支部メンバーの息ぴったりな雰囲気がいい感じ。
ドラマシリーズから6年も経つんですね。とはいえ、その間に1度スペシャルをやっているので、時間の空白はあまり感じませんでした。

内容的には、2時間スペシャルでもよかったんじゃ?という気もしましたが、なにせ韓国ロケまでやって、イ・ビョンホンさんまで引っ張り出してるんですから(笑)、おもしろかった、といわなくちゃ。

個人的には、田中要治さん演じるダイニングバー(?)のマスターの「あるよ」が好きですね~。
ホントに何を言っても「あるよ」、って出てきちゃうんだもん。

ストーリーは、簡単に言うと、ある障害致死事件の話。容疑者は逮捕されて起訴事実を認めていたのに、裁判で一転、無罪を主張し始めます。裁判を担当した久利生検事は、この事件の真相を突き止めるべく、いつものとおりの型破りな捜査を開始。雨宮舞子と一緒に韓国まで事件の証拠品を探しに行ったり、大物政治家を裁判に証人として引っ張り出したり…。
次々と展開するストーリーは観ていて飽きません。間違いなく(笑)。
途中、時々テレビ版スペシャルで登場した山口支部メンバーや担当事件の犯人もいたりします。
観て損はないですね、きっと。でも、「踊る~」を超えるかどうかは…?。

そうそう、ラストシーンがいいです。待ってましたっ、って感じです。


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まだまだあぶない刑事 ~ 「ダンディー鷹山!セクシー大下!」 [Cinemas]

「まだまだあぶない刑事」 2005年制作 2005/10/22公開

10月の終わり頃なんですが、公開されて結構すぐくらいに観に行きましたよ~。
いやあ、懐かしいわ、笑っちゃうわ。

今回、監督を務めたのは鳥井邦男さん。
「あぶ刑事」シリーズでは長谷部安春監督や村川透監督などと一緒に
スタッフとしてずっと関わってきた方だそうです。
(パンフによれば“カチンコ”をやっていたそうです)
私的には、「あぶ刑事」は長谷部さんか村川さんの作品がおもしろい、
という気持ちがあるのですが、、、なにせ今回は前作から7年ぷりの映画ですからね~。

ネタバレになっちゃうので、ストーリーについてはあまり書かないでおきます(笑)。
まだ公開されてまだそんなに日にちも経っていないし、
これから観に行くつもりの方もいらっしゃるでしょうし。

「あぶ刑事」シリーズには必ず登場する“銀星会”は、今回出てきませんでした。
冒頭のシーンは、韓国・釜山からスタートするのです。
そして、タカとユージは7年ぶりに日本に帰国して港署に配属される、という設定。
そこから事件が発生して、いつものとおり、2人のハチャメチャな捜査が始まる。。。
事件そのものはわりあい単純な気がしたのですが、
最後の結末は、、、おっと意外、という感じではありました。

注目は出演者のみなさん。
タカさん(舘ひろし)、ユージ(柴田恭兵)、薫(浅野温子)、透(仲村トオル)、
ナカさん(ベンガル)、パパさん(山西道弘)、は変わってない!
それから、瞳ちゃん(長谷部香苗=長谷部安春監督のお嬢さん)もちゃんと出演してました。
といっても、町田透はなんと港署捜査課長になってるし、
真山薫もまた港署少年課長になってるし、
昔の松村少年課長(木の実ナナ)はなんと港署の署長になってるし、
初代の近藤捜査課長(故・中条静夫)から交代した2代目の深町捜査課長(小林念侍)は、
念願かなって(?)神奈川県警に戻っている、という設定の変化はあったけど、
港署内の机の配置とか雰囲気とかは、
テレビシリーズ始まって以来、基本的に変わっていないのが懐かしかった!
でもよく考えると、日本テレビ系列でテレビシリーズが始まったのは、
かれこれ20年くらい前になるんですね~。

舘ひろしさんは最近、テレビドラマではお父さん的な役が多かったり、バラエティにも出演されたり、
柴田恭兵さんは長い間、テレビ朝日系列で「はみだし刑事~情熱系」で活躍されてたり、
浅野温子さんも最近は2時間サスペンスの枠でご自身が主役のシリーズものを持っていたり、
仲村トオルさんはそれこそトレンディードラマ(表現古い?)から映画までいろんな活躍をされていて、
「あぶ刑事」とはずいぶん離れていた時間が長かったはずなので、
またあの昔からの「あぶ刑事」ならではのタッチになるのか、
とても楽しみにしていたのですが、、、もうバッチリ、期待どおり!
特に、浅野温子さん。
最近はシリアスな役とか笑わない重い役どころが多かったので、
昔のとおりのあの“はじけちゃってる薫ちゃん”のままでいてほしいな~と思っていたら、
期待以上のはじけっぷり、というか、あれはコスプレ女王ですね~(笑)。
パンフにも、浅野さんご自身の「最近の役回りを忘れるかのようにはじけて発散しちゃった」
というようなコメントが載っています。
それから、忘れちゃいけない、タカの“バイクにまたがって拳銃ぶっ放す”シーン、
ユージの“とにかく走る!”シーンもあり。

おもしろかったですよ~。
昔からの「あぶ刑事」ファンのみなさん、ぜひ観てみてください。

余談ですが、、、
今回の映画「まだまだあぶない刑事」を観たあと、
うちのダンナがネット配信の初代「あぶない刑事」のテレビシリーズ全10話を購読したので、
3日間くらいで次々と見てしまいました。
やっぱり、さすがに20年前のドラマなので出演者のみなさん、若い若い!
舘さんや柴田さんはシワが増えたな~、とか、
浅野さんはあんまり変わってないかな?でもメイクがやっぱ今とは違うよね、とか、
何より仲村トオルさん!
当時はまだ専修大学の学生で、「BE-BOPハイスクール」で主役をやった程度で、
俳優としてはヒヨッコ(パンフでもご本人がそうコメントしていますが)だっただけに、
ヘアスタイルなんかも当時の大学生の雰囲気まるだし、って感じ。
でも懐かしくて、なんか時間も忘れて見つづけてしまいました。
もちろん、横浜在住の私としては、当時ほとんど横浜で撮影されていたドラマなので、
当時の横浜ってどんなんだっけ?とか、あのシーンはあそこだよね、とか、
ロケ地がどこだったのかなんかもじっと見ちゃいました。

「もっとあぶない刑事」のテレビシリーズも、ネット配信やってないかな~(笑)。


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映画バトンが回ってきました! [Cinemas]

実は私、あちこちにテーマ別にブログを持っているのですが、
そのうちの1つに、私的な日記のようなブログがありまして、
そこでこはる日記のこはるさんから映画バトンが回ってきました。
テーマ的にはこっちのブログに載せたかったので、
こっちにもむこうにも同じ記事を書くことにしました。
それでは、長くなりますが、映画バトン、書きます~♪

1:人生で初めて観た映画

初めて映画館に行って観た映画は、、、
めちゃめちゃ渋いんですが、「十戒」(1956年制作アメリカ)。
旧約聖書の出エジプト記にある「モーセの十戒」がテーマの映画です。
たしか小学生高学年の頃だったと思います。
うちの両親はクリスチャンなので、連れて行かれたというわけで。

2:好きな映画監督

邦画の監督だと、わかりやすいところでは
岩井俊二さん、長谷部安春さん、村川透さん、矢口史靖さん、本広克之さん
(どちらかというと若手の監督さんが多いかな~)
あと、監督はまだだと思うのですが、監督やって欲しい人といえば、
現在は脚本家として活躍中のクドカン(宮籐官九郎さん)
洋画の監督だと、、、
難しいな~、ジェームス・キャメロン、オリバー・ストーン?

3:好き(オススメ)な映画

ありすぎて書くの大変!
とりあえず、洋画・邦画問わず、社会派モノやリーガルサスペンス、
刑事モノが大好きで、、、逆に恋愛映画はちょっと苦手なんです。
最近は邦画で青春モノ、あとは昔からアニメも結構好きです。
とりあえず、オススメを羅列しておきましょうか。。。
洋画
「LAコンフィデンシャル」(1997制作アメリカ)
「JFK」(1991年制作アメリカ)
※JFKに関する映画は他にもたくさん観たのですが、これが一番衝撃的
「マルコムX」(1992年制作アメリカ)
「タイタニック」(1997年制作アメリカ)
基本的に、好きな作家の小説が映画化されると観ます。
そういう意味で言えば、ジョン・グリシャム、ジェイムズ・エルロイ作品は
必ず観ていますが、残念ながら、
グリシャム作品は映像化するとうまくない、、、のです。
邦画
「ピンポン」(2002年制作)
「ウォーターボーイズ」(2001年制作)
「スウィングガールズ」(2004年制作)
「スワロウテイル」(1996年制作)
「バトル・ロワイヤル」(2000年制作)
「踊る大捜査線」シリーズ(当然!)
「あぶない刑事」シリーズ(これも当然!)
アニメ
「機動戦士ガンダム」(1981~2年制作 いわゆるファーストガンダム3部作)
「伝説巨神イデオン」(発動篇・接触篇の2作)
「新世紀エヴァンゲリオン」(1と2)
(これはどちらかというと映画よりテレビシリーズにハマりました)
「風の谷のナウシカ」(1984年制作)
「天空の城ラピュタ」(1986年制作)

気に入った映画はビデオかDVDを必ず買って、
台詞を覚えてしまうまで観るのが私のクセです(汗)。

4:今まで観てダメだった映画

嫌いじゃないんですが、むしろテーマは好きだったのですが、
観終わった後の後味がものすごく悪かったのが
「セブン」(1995年制作アメリカ)
聖書に登場する「7つの大罪」に従った連続殺人事件をテーマにした映画。
ブラピ観たさに観に行ったのですが、、、
確かにブラピはカッコよかったしモーガン・フリーマンもよかった!
でも最後の結末は、なんとも悔しいというか、悲しいというか、
許せない気持ちになってしまった映画でした。

もうひとつ。
これは3の質問の答えと若干矛盾するのですが、
第一印象でがっかりしたのは「タイタニック」。
タイタニックを題材にするならアドベンチャーモノにしてほしかった、
と思ったのです。(例えば「レイズ・ザ・タイタニック」のように)
でも、何回か観ているうちにいい映画だと思えるようになりました。

5:これから観たい映画

「踊る~」シリーズは欠かさず観ていた私なのに、
今回「容疑者 室井慎次」は観そびれてしまいました。くぅ~!
DVD買って観るつもりでいます。
近日公開される映画で観たいものは
「ALWAYS 三丁目の夕日」

5a:衝撃を受けた映画

洋画
1.好きな映画の項目にも書いたのですが、「JFK」。
言わずと知れた、J.F.ケネディ暗殺について描いた傑作です。
私的には、これぞアメリカ国民魂、と思った映画でした。
2.「LAコンフィデンシャル」。
原作はジェイムズ・エルロイですが、映像化は不可能と言われたほど、
緻密な構成の小説をあそこまで見事に映像化したのはスゴイ、と。
1997年のアカデミー賞の各部門は「タイタニック」が総ナメしたのですが、
唯一取れなかった「脚色賞」を奪ったのがこの作品でした。
出演者も当時としては三流役者といわれたくらいほとんど無名だった、
ガイ・ピアーズ、ラッセル・クロウ、ケビン・スペイシー
といったキャスティングだったにもかかわらず、です。
(これがキッカケで、その後、3人ともとても有名になりましたけど)
3.「シンドラーのリスト」(1993年制作アメリカ)
ポーランドに住むユダヤ人を虐殺から救った実業家の実話。
白黒映画だったのですが、それが却って強烈に印象に残りました。
邦画
1.「バトル・ロワイヤル」。
好き嫌いはあると思いますが、考えさせられる映画です。
2.「東京裁判」(1983年制作)
これはほとんどが当時の実写フィルムで構成されたドキュメンタリーでした。
1人で池袋の映画館で観たんです。平和について考えさせられました。
今言われているアジアの中での日本の「過去の清算」についても考えさせられると思います。

6:次に廻す人

どなたか引き継いでくれる方いらっしゃいませんか?


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電車男 ~ 「好きって言ったらもっと好きになっちゃいました」 [Cinemas]

「電車男」 2005年製作 2005/06/04公開

原作:中野独人 「電車男」新潮社刊
監督:村上正典
脚本:金子ありさ
主題歌:「ラヴ・パレード」 by ORANGE RANGE
出演:
山田孝之(電車男)
中谷美紀(エルメス)
国仲涼子(りか 看護婦)
瑛太(ひろふみ ひきこもり青年)
佐々木蔵之介(ひさし サラリーマン)
木村多江(みちこ 主婦)
岡田義徳(よしが “ヲタク”)
三宅弘城(たむら “ヲタク”)
坂本真(むとう “ヲタク”)
西田尚美(エルメスの友人)
大杉漣(暴れるおじさん)
田中美里(べノアの店員)
白石美帆(家具付アパートメント店員)

先週日曜日、うちのダンナと話してて、次は「電車男」観たい!とおねだりしたら、
週末に連れて行ってくれることになりました。
そこで、どこのシネコンがいいかな~とネットで調べていて、
これって映画版だけじゃなく舞台版もやるんだ~!、と知りました。
「電車男」とは、ずいぶん前に、ある掲示板サイトから始まった話しとして、
すでに話題になっていたものなので、リアルタイムでその掲示板を見ていた方には、
いまさら、という感もあるかもしれませんね。

とりあえず、予習しときましょ、ってことで、わくわくの私は、あちこちネットで見てみました。

元ネタである某掲示板サイトのスレッドをアーカイブしたサイト(「電車男」のみ抜粋)
→ 「男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ」
   【電車男 緊急指令 「めしどこか たのむ」】

→ 映画版「電車男」公式サイト
   主演:山田孝之 中谷美紀
   ※いいものみつけちゃいました。この公式サイトに映画の割引クーポンがありましたよ。

→ 舞台版「電車男」公式サイト
   主演:武田真治

もちろん、最初は小説になったんですけどね。
そういえば、TVドラマでもやるんですね~。
イッキに、「キタ---------(゜∀゜)---------!!!」

そして、今日、約束どおりダンナと観に行ってきました。
もちろん、公式サイトから割引クーポンをしっかり印刷して用意して(笑)。

さて、お待たせしました。映画のレビューです。
まずはダンナの感想。
ダンナは元ネタの某掲示板の板やスレをなんとなく知っていて、
電車男って実在するのかどうなのか、っていうあたりについては、
どうせ架空の話だろうと思いながら観に行ったそうです。
けど、「パンフレット読むと電車男は実在してるんだな」、と言っていました。
うちのダンナもどちらかというと、アニメ好き・ゲーム好きで秋葉もそこそこ行く人なんですが、
ファッションは普通だし、“ヲタ”まではいかないかな?という感じ。
電車男が最初に登場したときのあのスタイルに、「あー、いるいる、あれっぽいの」と
笑っていました。
内容については、電車男がパソの前であれこれ悩んだり書き込んだり、
それをパソの前で固唾を飲んで見つめているみんなのやりとり、
あのあたりをもっと細かく映像にしたほうがおもしろかったんじゃないかな、と思うから、
映画向きのネタじゃないかも、と、まぁいかにも“ヲタ”手前の感想をもらしていましたね(笑)。
でも、ホロっとくる純愛ストーリーだねという私の意見にはうなずいていました。

では私の感想。
私も、だいぶ前に、元ネタの某掲示板の抜粋「【電車男 緊急指令 「めしどこか たのむ」】」を
全部ではありませんがかいつまんで読んでいたので、
ダンナと同意見だったのは、掲示板でのみんなのやりとりの部分をもっと細かく見たかった、
というところです。
でも、映画という限られた時間の中で表現すると、あの程度でも充分だったのかも。
そのあたりは、7月から始まるTV版「電車男」で期待できそうです。
あるいは、エルメスは登場しない脚本となった、演劇版「電車男」も期待できるかも。

実は私、この映画の最初からとにかく、なんだかうるうるウルウルしっぱなしだったんです(笑)。
というのは、私もある会員制サイトにサークルのような感じで参加していたことがあって、
つらいこととか聞いて欲しいことがあると、チャットによく出没しては、
あーだこーだとみんなで話をしていた時期があったんで、あれを思い出したんですね。
ちなみに余談ですが、うちのダンナとはそこで知り合ったんです。

ストーリーは…。
グリーンのジャンパー、黒いリュック、伸ばし放題の髪、そしてメガネ姿の電車クン。
ある日いつもの“キバカジ”でいつものように秋葉に行った帰りの電車の中で、
酔っ払いの暴れるおじさん(大杉漣)が車内のあちこちで他人にからんで暴言吐く姿に遭遇。
みんなと同じように知らん顔していようと、iPodで聞いていた音楽のボリュームを上げます。
そこに、あのおじさんがキレイなお姉さん風の女性(中谷美紀)にからんでいる姿が。
どうしても黙っていられなくなった電車クン、思わずおじさんを突き飛ばします。
「やめなよ、、、、って言ってるんです。。。」と最初の意気込みに反してだんだん小さな声に。
でも負けてられない電車クンは勇気を振り絞って「迷惑かけるのはやめろ」と言い放ち、
今度は電車クンがおじさんともみ合いに。
そこに車掌さんが登場、最初に絡まれた中年女性2人の証言で、
悪いのは暴れるおじさんのほう、ってことで次に停車した駅でおじさんは駅員数人に
電車からつまみ出されてしまいます。
そして、さっきの中年女性2人、それとあのキレイなお姉さん風の女性、そして電車クン、
この4人が警察で事情を聞きたいと言われ、一緒に電車から降りることに。
そして、交番で簡単な事情聴取が終わったあと、
中年女性2人と、少し遅れてキレイなお姉さん風の女性から、
「助けてくれてホントにありがとう。よかったら連絡先を教えて」と手帳を渡された電車クン。
キレイなお姉さんが気になって気になって仕方ない電車クン、これはどうしたものか?!
そしてその夜。電車クンはいつもの掲示板に書き込みます。
電車男:
「年齢22歳
彼女いない歴22年
アニヲタ、ゲーヲタの秋葉チャソです・・・_| ̄|○
こんな俺に大チャンス到来!?」
・・・
Mr.名無しさん:
「詳細キボン」(詳細を教えて)
さあ、掲示板は大騒ぎ。なにせそこは、モテない男が集う板スレだったから。

そして、約束どおり、そのキレイなお姉さんからお礼の品が送られてきます。
中には、高級ブランド・エルメスのペアカップ。さあ、どうする?電車クン。
電車クンはどうしていいかわからず、またまたいつもの掲示板に書き込みます。
固唾を飲んで見守るパソの前のみんな。
Mr.名無しさん:「電話しろ!」
戸惑う電車クン。
そして、この不器用な電車クンの一生懸命な恋と、
それを見守る顔を知らないみんなの応援が始まるのです。
電車クンが恋したキレイなお姉さんは、掲示板で「エルメス」と名づけられます。
「食事に誘え」
「“キバカジ”はやめて変身したほうがいいよ」
「めしどこか たのむ」と答えたのは電車クン。
つまり、女性を食事に誘って、どんなところで食事してどんなデートをすればいいのか、
まるで見当がつかなかったのです。

そして、不器用な電車クンが、大好きなエルメスのために、戸惑いながらも少しずつ自信をつけ、
エルメスのために何かをしてあげたい気持ちであふれていきます。
そんな電車クンと一緒に過ごすことを、少しずつ喜び始め、楽しみになってゆくエルメス。
一度はエルメスが電車クンを自宅に招待し、あのプレゼントしたペアカップで、
高級ブランド「べノア」の紅茶を飲んで、穏やかなひとときを過ごしたりもします。
でも、電車クンはもともと不器用。自分でデートのマニュアルを作ったり、
エルメスを喜ばせてあげたくて必死です。でも失敗もします。
そんな電車クンに、エルメスは思います。
「もし電車クンが私と一緒にいて苦しいのなら、離れたほうがいいかもしれない」
すれ違いが続き、ついに途中で自信をなくし、一度は諦めようとした電車クン。
その時。
いつもの掲示板のみんながそれぞれの思いを持って、電車クンを励ますのです。
Mr.名無しさん:「頑張れ、電車男!!」

そして、勇気を振り絞ってエルメスに告白する日がやってきます。
いろいろ思いが詰まっている胸のうちを、次々と話し始める電車クン。
そして「大事な話があるんです」と、電車クンはエルメスへの想いを話しながら
ボロボロと泣き始めるのです。
雨がそぼ降る秋葉の真ん中でのシーン。
電車クンこと山田孝之クン、素敵でしたよ~!!
そして、それに答えるエルメスこと中谷美紀さん、可愛かった!!
電車クンの告白に答えたエルメスのセリフが、タイトルに書いたこの言葉。
エルメスも電車クンが好きと答えます。そのあと
「好きって言ったらもっと好きになっちゃいました。もらい泣きしました」
というわけなのです。

観ている私もダンナももらい泣きっっ。

純愛ラブストーリーってあんまり観ない私ですが、
ひさびさに観て、ホロっと涙なみだしてしまいました。
胸がキュンとなるラブストーリーを観たい方にはぜひ、オススメします。

おっと、あとひとつ。
できれば、TV版が始まる前に観に行ってくださいね~。
エンドロールを最後まで観てください。そしたら、わかりますから。


電車男


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交渉人 真下正義 ~ 「永田町駅、封鎖できません!」 [Cinemas]

「交渉人 真下正義」 2004年製作 2005/05/07公開

製作:亀山千広
原案:君塚良一
監督:本広克之
脚本:十川誠志
出演:
ユースケ・サンタマリア (真下正義…警視庁刑事部交渉課準備室課長 警視)
寺島進 (木島丈一郎…警視庁刑事部捜査一課 警視)
小泉孝太郎 (小池茂…警視庁刑事部交渉課準備室CICルーム係長 警部)
柳葉敏郎 (室井慎次…警視庁刑事部捜査一課管理官 警視正)
水野美紀 (柏木雪乃…湾岸署刑事課強行犯係 巡査部長)
石井正則 (矢野君一…TTR広報主任) From アリtoキリギリス
國村隼 (片岡文彦…TTR総合司令室 総合指令長)
金田龍之介 (熊沢鉄次…線引屋)
高杉亘 (草壁中隊長…警視庁警備部特殊急襲部隊SAT 警視正)
松重豊 (爆発物処理班班長…警視庁警備部爆発物処理班班長 警視正)
甲本雅裕 (緒方薫…湾岸署刑事課盗犯係 巡査部長)
遠山俊也 (森下孝治…湾岸署刑事課強行犯係 巡査部長)
八千草薫 (片岡智代…片岡の母)
西村雅彦 (前住十路…クラシックコンサート指揮者)

今週の中頃、ダンナと、週末にこの映画を観に行く約束をしました。
なので、ダンナに必ず連れてってもらうために(笑)、ここに予告してみました。
そしたら、今日(土曜日)、ちゃんと連れて行ってくれました。
ふふふ♪おもしろかったですよ~!

それでは、お待たせしました。レビューを書いてみます。
この映画は、皆さんご存知とは思いますが、
「踊る大捜査線」の番外編、
「ODORU LEGEND」(踊る大捜査線伝説)という企画の映画の第一弾。
第一弾の主役は、日本初の交渉人(ネゴシエーター)という設定の、真下正義警視です。
「OD2」の“台場連続殺人事件”の解決直後の真下警視のインタビューが
オープニングシーンで登場します。

まずはダンナの感想から。
私のダンナは、鉄道の運転士を目指している人が通う学校の出身で、
オタクとまではいかないけどかなり鉄道・電車が大好きなのですが、
(結局運転士とはまったく関係ない仕事に就いてるけど)
そのダンナ曰く、「マニアックなネタだったなぁ」だそうです。
つまり、鉄道・電車の専門用語が次々と出てくるので、
知らない人には少し理解しづらいシーンがあるんじゃないか、と。
でも、ダンナはこういうネタは大好きなので、かなり満足してました。

次は私の感想。
まず、「踊る~」シリーズをいっさい観ていなくても充分おもしろいと思います。
「OD」「OD2」と映画版を観た人は2倍楽しめるはずです。
「踊る大捜査線」TVシリーズからすべて観た人は3倍楽しめると思います。
全体的に、「踊る~」シリーズのおもしろさやこだわりは充分残しつつ、
「ODORU LEGEND」という別モノなんだと思わせるテイストになっています。
「OD」「OD2」よりは若干シリアスな感じなのかな?
そして、もっとマニアックなというかこだわり派の人、つまり、
製作の亀山さん、監督の本広さん、原案の君塚さんなど、
製作陣の誰かに注目して、その人の作品はよく観ているという人なら、
何度も観るとそのたびに小ネタが発見できて、ものすごくおもしろいはず。

私の場合、「踊る~」はTVシリーズ、劇場版、すべて観ていて、
ほぼ全部ビデオに撮ってあります。
しかも、「踊るドットコム」のネットワーク特別捜査員にも登録してあるくらい。
なので、それらとの小さなリンクネタが発見できて、クスクスと笑ったシーンがいっぱい。
例えば、この記事のタイトルに書いたセリフもそうです。
おわかりですよね?
「OD2」の中で、青島巡査部長(織田裕二)が無線で叫んだセリフ、
「レインボーブリッジ、封鎖できません!」のパクリです。
今回は地下鉄“東京トランスポーテーションレールウェイ”(TTR)の職員が
永田町駅で電車爆破の可能性があるから封鎖しろと命令され、
大パニックとなった駅の改札口で、指令室への報告の時にこう叫んだのです。
一瞬、劇場で笑いが巻き起こりました。当然っちゃ当然ですね。
なので、私がイチバンおもしろいと思ったセリフとしてタイトルにしちゃいました。
他にもいろいろありましたが、一度観ただけでは気づかなかった小ネタも絶対あるはず。
「踊る~」シリーズは何度も観ているとそのたびに発見があるのです。

そうそう、「踊る~」リンクとしてはもうひとつ大事な情報。
水野美紀さん演じる、湾岸署の柏木雪乃巡査部長は、
とうとう真下警視の彼女になっちゃったみたい(笑)。
彼女も今回かなり重要なキーパーソンなんです。

もうひとつ。
私としては、この映画全体を通して連想したある作品がありました。
映画ではななく、TVドラマ「古畑任三郎」です。
よく見たら、この映画の原案者は君塚良一さん。
「古畑~」で演出を手がけてもいる君塚さんなのですから、なるほどという感じです。
「古畑~」TVシリーズのパート3の最終話(全2回)で、
江口洋介さんが犯人役の回があるのですが、その時の事件が「電車ハイジャック」。
この映画は、あのストーリーがスケールアップしたようなストーリーに思えたのです。
しかも、出演者のうち、「古畑~」に出演した俳優さんが、
石井正則さん(今回のキャラまで西園寺とかぶってる)、
西村雅彦さん(今回は寡黙な指揮者役でした)、
小林隆さん(古畑に名前を覚えてもらえない巡査の役で出演してた俳優さん)、
その他にも三谷幸喜作品によく出演する國村隼さんなど、かぶっている方が多く、
連想したのもムリはないのかもしれません。
余計なお世話ではありますが、
「古畑~」パート3の最終話も、一度観ていただきたいなー、と思います。
でも、スケールとか映像の迫力とか、ドキドキ感という点では、
「交渉人 真下正義」のほうが、やはり映画なんだから、数段上と言えそうです。

他にも、監督の本広克之さんリンクで、映画「スペース・トラベラーズ」や、
TVドラマ「アンティーク~西洋骨董洋菓子店」ネタもあります。探してみてください。

さて、映画の本筋ですが、
東京の地下鉄TTRの路線で突然、無人の試作列車が動き出します。
おかげで、東京の地下鉄網は大パニック。あわや大惨事かという事態も発生。
犯人は数箇所に爆弾を仕掛けていて、本気なのはわかるのですが、
単に東京の地下鉄をパニックに陥れたいだけではなさそう。
犯人の本当の狙いは?そして犯人は誰?
今回の真下警視は、飄々としていながら、ちょっぴり熱い一面を見せます。
なかなかカッコよいネゴシエーター、そしてカッコよい男になってました。
ラスト近くに、犯人に対してある説得をするのですが、
その言葉が重い、けど、真下の人間性をよく表していると思いました。
「僕もオタクだけど、そっち側に行かないようにふんばってるんだ。
そのほうがカッコいいだろう?」
そして、真下警視とは対照的なんだけどいいコンビになりそうな、
木島警視の存在も見どころです。
コワモテの熱い男ですが、たまにズッコケの刑事でした。

あんまりしゃべるとつまんなくなっちゃうので、
真下を演じたユースケ・サンタマリアさんが
映画のプロモーションとしてTV出演した時の言葉をお借りしましょう。
「犯人は、あなたのココロの中にいます」?!

おっと、もうひとつ大事な情報。
映画が終わってエンドロールが流れ始めても、決して席を立たないように。
最後まで座っててスクリーンを観ていてください。
次は「容疑者 室井慎次」が8/27公開予定。そして、その複線が、、、。

大ヒット上映中です。まだ混んでますが、ぜひ観に行ってみてください!


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ピンポン ~ 「I can fly!」 「Yes, You can fly!!」 [Cinemas]

「ピンポン」 2002年製作 
原作:松本大洋「ピンポン」(コミック)
監督:曽利文彦
脚本:宮藤官九郎
主題歌:「YUMEGIWA LAST BOY」 by SUPERCAR
出演:
窪塚洋介(ペコ)
ARATA(スマイル)
サム・リー(チャイナ)
中村獅童(ドラゴン)
大倉孝二(アクマ)
竹中直人(小泉先生 バタフライジョー)
夏木マリ(タムラのおばば)

原作のコミックは読んだことがありませんが、
ワタクシ、このテの青春モノが大好きなのです。
というか、クドカン(脚本)が好きなんでしょうか。
初めてこの映画を観たのは、約2年前。
DVDレンタル開始直後に、自宅近所のレンタルショップで見かけて、
なんとなく借りてみたんです。正直、あんまり期待せずに。
でも、最初は静かに始まり、それから観ているうちにどんどん惹き込まれましたね~。
DVDを返したあとしばらくして、テレビでも放送されたので、
即録画して保存版にしてしまいました。
以来、元気になりたいときには必ず観る、というくらい好きです。

で、オープニングに登場するのが、この記事のタイトルにしたセリフです。
小田急線片瀬江ノ島駅近くのあの橋で撮影したと思われるシーン。
ペコが橋の欄干の上に立ち、海へと流れ込む川を見ています。
後ろを通りかかる自転車に乗った警察官。
ただならぬ様子の少年に、声をかけます。
「少年!何だかわかんないけど、人生そんなに捨てたもんじゃないぞ。
おじさんなんか、競馬で負けて、今60円しか持ってないけど、がんばって生きてんだ。
キミが死んだら、お父さんお母さん、どう思うかなぁ」
警察官を背中に感じながら半身をよじるペコ。そして「死ぐ?」とつぶやきます。
「死ぐ?あー、そうさ、死ぐ気になりゃ、なんだってできるさ」と答える警察官。
「死がねーよ」
「そっか」
「空飛ぶんだ」
「ふふん、そいつぁよかった」
「月にタッチ!するなんてワケないさ」
「うんうん、その意気だ」
「I can fly!!」
「Yes, You can fly!!」と大きく天に向かって指差す警察官。
次の瞬間。
ペコの足は橋の欄干を蹴り、ペコの身体は海へと流れ込むその川へ。
映像はそのままペコだけがストップモーションとなり、主題歌が流れ始めるのです。

余談だけど、ある日またこのビデオを観ていたら、
Yahoo!ニュースで「窪塚洋介さん転落」なるニュースが流れました。
例の、あの転落事件(事故と言えないところがミソ)の第一報だったのです。
その瞬間、「あらら、映画を地でいったのか?!」と直感的に思ったワタクシ。
無事に復帰した窪塚クンを見て、ホッとしましたが、
それにしてもなんだかエラく冒険しちゃったわねぇ~、なんて、
笑っちゃいけないんだけど、なんだか笑ってしまいました。

ペコは、どこか人生ナメてるようだけど、どこか憎めない少年。
身体に染み付いた本能ともいえるくらい卓球が好きで、
例えば人が食べたり眠ったりする、そんな生理的欲求と同じレベルで
卓球が好きで好きで、卓球がなくてはペコではないといってもいいくらい。
そして、この映画で、もう1人の主役とも言えるのが、ARATAさんが演じたスマイル。
ペコとは対照的に、寡黙でナイーブ、人生を斜に構えて見ている少年。
ペコとはスマイルは幼なじみで、お互い自分にないものを持つ相手を
尊敬してもいるけど、同時にライバルでもあるわけで。
そのスマイルが、次第に自分の才能とか能力を信じ始め、それと同時に、
他人の温かさや厳しさを正面から受け止めることができるようになっていく。
そんな変化をとても好感の持てる少年として演じていました。

そしてさらに注目を集めたのは、ドラゴンを演じた中村獅童さん。
彼、30歳で高校生の役を演じたんだから、さすが!という感じですよね。
もうひとり、アクマを演じた大倉孝二さん。
現在は、NTT DocomoのCMでハセキョーに振り回される彼氏として出演中。
同一人物には見えません(笑)。

それから、要所要所で流れるSUPERCARの曲もいいのです。
特に、ストーリーが大きく展開するキッカケ部分に流れている
「Strobolights」がとても好きです。

さて、この続きを書きたいのですが、
この映画は一度ぜひ観てくださいとオススメしたいので、
このヘンで終了しておきます。
もし、学生時代なんだかつまんない日々を過ごしちゃったな、と思っているなら、
これを観て、少年だろうがオトナだろうがやりたいことやる勇気と努力は必要かも、
と気づかせてくれるかもしれません。

ラストシーンでペコが見せる、あの「ヒーロー見参!」が、その証拠です。


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